ギターアンプ【ROLAND Blues Cube】の良さを再確認したよ

Roland Blues Cubeとは

ROLAND Blues Cube Stage(ローランド ブルースキューブステージ)

言わずと知れたRoland(ローランド)のBlues Cube(ブルース・キューブ)!

ソリッドステイトのアンプなのに真空管っぽい音が出ると評判のギターアンプです。世の中、チューブサウンドが出るといっても、そーでもない物もある中(すいません^^;)、これは本当に多くのギタリストが追い求める真空管サウンドを出すことが可能です。

CLEANとCRUNCHの2チャンネルあり、それぞれにツマミの他にBOOSTボタン(ゲインが上がる)とTONEボタン(きらびやかになる)が付いていたり、CLEANとCRUNCHの音をミックスできるDUAL TONEボタンが付いているなど、アンプ単体でも十分に幅広い音作りができるようになっています。

また、出力ワット数を調節できるパワーコントロールという機能がありますので、音量を下げなければならないような環境でもボリュームを上げたままのようなニュアンスでアンプを鳴らすことが可能になっています。

買ったはいいけど出番は少なかった…

Blues Cube。前から所有してはいたのですが、実はあまり出番がなかったんですね。。というのも、Blues Cubeにはグレードがあって、私が購入したBlues Cubeは『Blues Cube Stage』というセンド&リターンが付いていないタイプだったのです。FRACTALの「Axe-FX」やPositive Gridの「BIAS AMP2」などのアンプシミュレーター系にドハマリしていた私は、センド&リターンが付いていないBlues Cubeくんとはしばしお別れの時間を過ごしていたのです。

ROLAND Blues Cube Stage(ローランド ブルースキューブステージ)03
Blues Cube Stageにはセンド&リターンが付いていない

出力が60Wもあれば大きいホールでも十分いけるので、購入したときは「Stage」でいいやと思ったのですが、やはりセンド&リターンが欲しかったなと後になって後悔していました…。ちなみに「Artist」以上のグレードはついている模様。

Blues Cubeのラインナップ
  • Blues Cube HOT(30W 12inch×1)
  • Blues Cube Stage(60W 12inch×1)
  • Blues Cube Artist(80W 12inch×1)
  • Blues Cube Artist212(85W 12inch×2)
  • Blues Cube Tour(100W アンプヘッド)
ROLAND Blues Cube Stage(ローランド ブルースキューブステージ)01
寂しそうなBlues Cubeくん
なぜセンド&リターンが必要なのか

アンプシミュレーターなどのプリアンプが付いたものをアンプにつなぐときは、INPUTではなくセンド&リターンのリターンにつなぐのが一般的になっています。
INPUTにつなぐと、ギターからの信号は「ギター」→「アンプのプリアンプ(音を作る部分)」→「アンプのパワーアンプ(音を大きくする部分)」→「アンプのスピーカーから音が出る」のようになります。アンプシミュレーターをINPUTにつないでしまうと、アンプシミュレーターとアンプのプリアンプを二重に使うことになってしまい、音が濁ってしまったりするためあまり良くないとされています。
リターンにつなぐことでアンプのプリアンプをスルーすることができるので、こっちが一般的になっています。(もちろん正解はないので自分が良いと思った方でいいですよ!)

Blues Cube メインアンプに急浮上!

しかし、INPUTにつないだギター直の音は惚れ惚れするような音を奏でてくれるBlues Cubeくん。なんとか日の目を見させてあげたい。それにはアンプシミュレーターをあきらめるしかないか…。

幸い、これとか、

エフェクターfulltone-ocd
FULLTONE / OBSESSIVE COMPULSIVE DRIVE

こんなやつとか、

IBANEZ ( アイバニーズ ) / TUBE SCREAMER MINI チューブスクリーマー
IBANEZ / TUBE SCREAMER MINI

他にも何個かお気に入りのオーバードライブは持っているので、歪み系は大丈夫。コーラスやディレイもなんとかなるでしょ。リバーブはアンプに付いてるし。

こんな感じで、ギターとBlues Cubeの間にエフェクターをつないで、音出ししてみると…。

うん?これいいんじゃない?なんかしっくりくる!あたたかく太くもできるし、きらびやかにもできる!音もなんかスッキリしてる!!ツマミを回すだけだから操作もやりやすい。パソコンでちまちまとするよりいいかも!

…ってな感じで、今ではすっかりこのシステムが定着し、めでたくBlues Cubeがメインアンプになりました。どこに行くにも持ち歩いています。台車でね。。

でも困ったことに歪み系が欲しくなるんですよ…。いま狙ってるのはこんなのとか、

FRIEDMAN ( フリードマン ) / BE-OD エフェクター オーバードライブ
FRIEDMAN / BE-OD エフェクター オーバードライブ

こんなのとか、試奏してみたい。

FUCHS ( ヒュークス ) / Plush Drive
FUCHS ( ヒュークス ) / Plush Drive

でも両方とも高いわ。。

ROLAND Blues Cube Stage(ローランド ブルースキューブステージ)02

ちなみに、こういうシステムでやる場合、一番大事なのはアンプ単体での音をしっかり作ること!これめちゃくちゃ大事!これに一番時間をかけてください。ベースになるクリーンとかクランチの良い音を作る。これ疎かにしてエフェクターとかで音作りしようとしても良い音は作れませんよ。

そんなこんなで、今ではすっかりBlues Cube Stageがメインアンプになりました。

ROLAND Blues Cube Stage(ローランド ブルースキューブステージ)05
カバーを買ってあげてイキイキ!

メリット・デメリットまとめ

最後に、ライブやスタジオリハなどで「アンプシミュレーターを使う場合」と、今回のような「myアンプ持ち込みの場合」のメリットデメリットを私なりにまとめてみました。

アンプシミュレーターのメリット・デメリット
  • 音色がたくさん使えて音の切り替えも楽チン
  • 荷物を少なくできる
  • 現場のアンプを使うので毎回音作りをし直す必要がある(環境によっては大きく音が変わり厄介…)
  • 物によっては音がアンプライクじゃないものも!?
myアンプ持ち込みのメリット・デメリット
  • どこでも同じ音が出せるので現場での音作りが楽になる
  • 本物のアンプの音が出せる(当たり前か)
  • 荷物が多くなる(私は台車で運んでます)
  • 音色が少なくなりがち(マルチエフェクターを使えばたくさん作れるが音を良くしようと思えばシステムも複雑になる)

気になる人はAmazonサウンドハウス楽天Blues Cubeを見てみよう!きっとトリコになるはず!

また、サウンドハウスではBlues Cubeの特集もやってますので見てみてくださいね!サウンドハウスのBlues Cube特集ページ

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