Roland Blues Cubeとは
言わずと知れたRoland(ローランド)のBlues Cube(ブルース・キューブ)!
ソリッドステイトのアンプなのに真空管っぽい音が出ると評判のギターアンプです。世の中、チューブサウンドが出るといっても、そーでもない物もある中(すいません^^;)、これは本当に多くのギタリストが追い求める真空管サウンドを出すことが可能です。
CLEANとCRUNCHの2チャンネルあり、それぞれにツマミの他にBOOSTボタン(ゲインが上がる)とTONEボタン(きらびやかになる)が付いていたり、CLEANとCRUNCHの音をミックスできるDUAL TONEボタンが付いているなど、アンプ単体でも十分に幅広い音作りができるようになっています。
また、出力ワット数を調節できるパワーコントロールという機能がありますので、音量を下げなければならないような環境でもボリュームを上げたままのようなニュアンスでアンプを鳴らすことが可能になっています。
買ったはいいけど出番は少なかった…
Blues Cube。前から所有してはいたのですが、実はあまり出番がなかったんですね。。というのも、Blues Cubeにはグレードがあって、私が購入したBlues Cubeは『Blues Cube Stage』というセンド&リターンが付いていないタイプだったのです。FRACTALの「Axe-FX」やPositive Gridの「BIAS AMP2」などのアンプシミュレーター系にドハマリしていた私は、センド&リターンが付いていないBlues Cubeくんとはしばしお別れの時間を過ごしていたのです。
出力が60Wもあれば大きいホールでも十分いけるので、購入したときは「Stage」でいいやと思ったのですが、やはりセンド&リターンが欲しかったなと後になって後悔していました…。ちなみに「Artist」以上のグレードはついている模様。
アンプシミュレーターなどのプリアンプが付いたものをアンプにつなぐときは、INPUTではなくセンド&リターンのリターンにつなぐのが一般的になっています。
INPUTにつなぐと、ギターからの信号は「ギター」→「アンプのプリアンプ(音を作る部分)」→「アンプのパワーアンプ(音を大きくする部分)」→「アンプのスピーカーから音が出る」のようになります。アンプシミュレーターをINPUTにつないでしまうと、アンプシミュレーターとアンプのプリアンプを二重に使うことになってしまい、音が濁ってしまったりするためあまり良くないとされています。
リターンにつなぐことでアンプのプリアンプをスルーすることができるので、こっちが一般的になっています。(もちろん正解はないので自分が良いと思った方でいいですよ!)
Blues Cube メインアンプに急浮上!
しかし、INPUTにつないだギター直の音は惚れ惚れするような音を奏でてくれるBlues Cubeくん。なんとか日の目を見させてあげたい。それにはアンプシミュレーターをあきらめるしかないか…。
幸い、これとか、
こんなやつとか、
他にも何個かお気に入りのオーバードライブは持っているので、歪み系は大丈夫。コーラスやディレイもなんとかなるでしょ。リバーブはアンプに付いてるし。
こんな感じで、ギターとBlues Cubeの間にエフェクターをつないで、音出ししてみると…。
うん?これいいんじゃない?なんかしっくりくる!あたたかく太くもできるし、きらびやかにもできる!音もなんかスッキリしてる!!ツマミを回すだけだから操作もやりやすい。パソコンでちまちまとするよりいいかも!
…ってな感じで、今ではすっかりこのシステムが定着し、めでたくBlues Cubeがメインアンプになりました。どこに行くにも持ち歩いています。台車でね。。
でも困ったことに歪み系が欲しくなるんですよ…。いま狙ってるのはこんなのとか、
こんなのとか、試奏してみたい。
でも両方とも高いわ。。
ちなみに、こういうシステムでやる場合、一番大事なのはアンプ単体での音をしっかり作ること!これめちゃくちゃ大事!これに一番時間をかけてください。ベースになるクリーンとかクランチの良い音を作る。これ疎かにしてエフェクターとかで音作りしようとしても良い音は作れませんよ。
そんなこんなで、今ではすっかりBlues Cube Stageがメインアンプになりました。
メリット・デメリットまとめ
最後に、ライブやスタジオリハなどで「アンプシミュレーターを使う場合」と、今回のような「myアンプ持ち込みの場合」のメリット・デメリットを私なりにまとめてみました。
気になる人はAmazonやサウンドハウスや楽天でBlues Cubeを見てみよう!きっとトリコになるはず!
また、サウンドハウスではBlues Cubeの特集もやってますので見てみてくださいね!サウンドハウスのBlues Cube特集ページ