令和元年の夏休み!北海道を代表するプール&スパ・リゾートである
『水の王国ラグーン(定山渓ビューホテル)』と
『シャトレーゼ ガトーキングダム サッポロ』に
家族で遊びに行ってきましたので、子どもたちや旦那さんの意見も踏まえながらレビューしてみたいと思います。
ちなみにどちらも「札幌市」にあります。遊びに行った順番に紹介します。
水の王国ラグーン 定山渓ビューホテル
水の王国ラグーンは、札幌駅から南西へ27kmくらい行った定山渓ビューホテルの中にあります。車だと混雑ぐあいにもよりますが札幌駅から45分くらいで着きます。
札幌市中心部から無料バス(予約制)も出ていますので、公式サイトでチェックしてみてください。
水の王国ラグーン(定山渓ビューホテル)
(住所)北海道札幌市南区定山渓温泉東2丁目
(運営)カラカミ観光
シャトレーゼ ガトーキングダム サッポロ
シャトレーゼ ガトーキングダム サッポロは、札幌駅から北へ13kmくらい行った場所にあります。車だと混雑ぐあいにもよりますが札幌駅から30分くらいで着きます。
ホテルの駐車場は、宿泊者用と日帰り用で分かれていて、混雑することもなく利用しやすかったです。
札幌駅から無料シャトルバスも出ていますので、公式サイトでチェックしてみてください。
シャトレーゼ ガトーキングダム サッポロ
(住所)北海道札幌市北区東茨戸132番地
(運営)札幌シャトレーゼ
どっちがいいの!?水の王国ラグーンvsガトーキングダムサッポロ
水の王国ラグーンとガトーキングダムサッポロでは、どちらが良いのか!?
プール→温泉→お食事→お部屋→料金→その他と項目順に比較レビューしていきたいと思います。
おすすめポイント・ちょっとマイナスポイントで色分けしていますので、参考にしてみてください。
プール
どちらも「遊び足りない!」と思えるほど十分に遊べる!
一番気になるのはやっぱり「プール」ですよね!今回、ラグーン、ガトキンともに一泊しましたが、ご飯とお風呂以外の滞在時間はほとんどプールで過ごしました。プールはどっちも良くて、ラグーン・ガトキンどちらも子供も大人も楽しめるというのは間違いありません。プールの規模はどちらも大きく十分な広さがあり、ベビー・キッズから大人まで安心して遊べるようになっています。夏休みということもあり、どちらも親子連れが一番多かったですが、カップルや友達同士で来ている人もいて、みんなそれぞれ楽しそうでした。
ガトキンは滞在した2日間ともプールに入りましたが(ガトキンはチェックアウト後も料金内でプールに入ることができる)、それでも子供たちは「まだ入りたい!」と後ろ髪引かれていました。屋外プールはあまりアトラクション的なものは少ない気がしましたが、屋内には別料金で「泡まみれ(笑)」になれたり、大きいボールの中で「ハムスター気分(笑)」になれるアトラクションなどもありました。一日遊んでお腹が空いても大丈夫なように、プール内に飲食店も設置されています(混んでいましたが…)。
大迫力のスライダーはどちらにもありますし、小さめのすべり台などの幼児が楽しく遊べる遊具もどちらにも設置されていますが、ラグーンは遊具の数が多くて、より遊園地的な雰囲気がある気がします。小学生くらいにおすすめなのが、海賊船(大砲や水鉄砲などで遊べる)やスイカのビーチボールエリア。海賊船には中くらいのすべり台も設置されていて、「スライダーまではちょっと…」という人でも気軽に滑れちゃいます。
屋内プールと屋外プール
ガトキンには屋内プールのほかに屋外プールもあります。しかし、7〜8月以外は屋外プールは原則閉鎖されてしまいますので、そうなるとその分、遊べるスペースが減ってしまいます(料金は安くなります)。ですので、ラグーンは一年中大丈夫ですが、ガトキンには夏場に行くことをおすすめしたいです。屋内も良いのですが、やはり屋外の開放感は別格で、屋外には屋外の良さがあることを知りました(ただし日焼けした〜!)。
ラグーンには屋内プールしかありませんので、一年中安心してプールで遊ぶことができます。
流れるプール、波のプール
これについては断然、ラグーンに軍配です。
ラグーンの「流れるプール」は、ちゃんとした流れるプールといいますか、一周で100〜200mくらいはありそう(?)な感じで、途中二手に分かれたりするところもあり、長く楽しむことができます。
「波のプール」も、波打ち際は幼児でも楽しめるくらい浅くなっていて(波が打ち寄せてきて面白い!)、奥に行くにつれ深くなっていきますので、幼児から大人まで楽しむことができます(個人的にはこれが一番おもしろかった!)。「波のプール」は、波が発生する時間が決められていますが、そんなに待つこともなく、十分な回数が確保されていると思いました(1回10分間、30分に1回だったかな?)。
これに対し、ガトキンの「流れるプール」は、屋外の大きめなプールの一角に流れるプールコーナーがあるといった感じで、十分に楽しむことはできるのですが、ラグーンに比べて明らかに規模が小さいです。また、ガトキンには「波のプール」は見当たりませんでした。
その他プールのこと
温度が高めのスパゾーンはどちらにもプール内にありますので、「ちょっと体が冷えたよ〜」というときでも体を温めることができます。
浮き輪やビーチボールなどの空気入れコーナーはどちらにもありますので、楽チンに済みますよ(反対に空気を抜くのは大変…)。
プールの後はそのまま温泉に…という人が多いと思いますが、どちらもプールから更衣室を通じて温泉に直結していますので、そのへんの利便性は高いです。
温泉
ラグーン(定山渓ビューホテル)には、露天風呂つきの大浴場のほか、新館の16階に展望風呂があります。展望風呂には屋上露天風呂もあります(男女入れ替え制で私は行きませんでしたが…)。プールの後は直結の大浴場に入り、朝風呂に展望風呂というパターンが最高ではないでしょうか。
ガトキンは、大浴場一つしかありませんでしたが、お風呂の種類が多く(露天風呂もあり)、一つ一つの洗い場がゆったりと広いので、子供連れには良いと感じました。ただ、混んでいて洗い場がいっぱいだったため少し待ちました。
お食事
お食事は、どちらもビュッフェ形式で、好きなものを好きなだけ取り放題です(笑)
ラグーン(定山渓ビューホテル)には、「グランシャリオ」と「プレミアムダイニング」の2つのビュッフェがあり、どちらかを選べるようになっています。ちなみに「プレミアムダイニング」の方がワンランク上で、お値段も少しだけお高くなっています。
今回は、子供用のメニューもちゃんとあるよということでしたので「プレミアムダイニング」にしてみましたが、以前に食べた「グランシャリオ」より良かったかと聞かれたら…、基本雑食の私は素直に「うん」とは言えないかもしれません。雰囲気はオシャレで大人向けで、「グランシャリオ」よりプレミアムな感じなのは間違いないのですが、肝心のお食事のレベルの違いはそれほど感じられませんでした(あくまで私はですが…)。「グランシャリオ」の方が広く開放的でファミリー向き、メニューの種類も多いように感じますので、次回は「グランシャリオ」にするかもしれません。混雑具合はどちらも同じくらいだと思います。
ガトキンのビュッフェ(レストラン「ヴィーニュ」)は、ラグーンに比べたら規模は大きくありませんが、南国風でかわいくてオシャレな雰囲気で、10階くらいまで吹き抜けたアトリウムからは、昼はプール、夜は星空を眺めながら食事をすることができます。ファミリーでも全然大丈夫ですが、カップルにオススメかなと思いました。
メニューも十分に満足できる種類があり、夜に加えて朝もアイスクリームが用意されていたので、子供たちはとても喜んでいました。食事中のイベントとして、子供向けの「デコレーション体験」や「コースター作り体験」なども開催されており、担当のお姉さんもとても親切で、子供たちは良い経験ができたと思います。
また、プランによるのかもしれませんが、今回の宿泊プランには「ケーキサービス」が付いていて、ホテル滞在中の好きな時間にケーキとドリンクのサービスがあるとのこと。どのタイミングにしようか迷いましたが、2日目のプールから上がった後が一番良いのではということになり、帰る直前に食べることになりましたが、シャトレーゼのケーキはおいしかったです!
お部屋
最初に言っておきますが、うちの場合、一番安いプランを選ぶことが多いです。そのうえでのお話ですが…。
実は、ラグーン(定山渓ビューホテル)には過去にも何度か宿泊したことがあります。いつも「本館」の方で、お部屋の広さは十分にありますが、安いプランだとお世辞にもきれいとは言えないような和室で、部屋からの景観も良くないことが多いです。きれいなお部屋と景観を求めるならば、プランを見直したり、「新館」の方に宿泊する方が良いのかもしれません。
ガトキンは、一番安いプランにしましたが、洋室でおしゃれな部屋でした。洗面・トイレ・バススペースもユニット感がなく広々としていて、バススペースにはテレビもついていたので、子供たちはそれだけで大はしゃぎでした。今回宿泊した部屋の窓からは大きな川が見え、ボートの練習をする人の姿も見えました。部屋によってはプールが見えたり、ビュッフェが見えたりするお部屋もあるのではないでしょうか。
料金
うちがいつも使っている日本旅行「赤い風船」で、ラグーン(定山渓ビューホテル)とガトーキングダムの料金を比較してみました。ちなみに、検索条件はこのようにしてみました。
【検索条件】
- 令和元年10月18日(金)から1泊2日(次回、温泉に行く予定を立てている日にしてみました。)
- 夕・朝食つき
- 大人2名+小学生2名
- プールつき
- 最安値
気になる検索結果は…
ホテル全体の造りや雰囲気、お部屋などがオシャレだったり、高級感があったりするためか、金額的にはガトーキングダムの方が高いという結果になりました。夏場だともっと差が出てしまうかもしれません。
ちなみに、もちろんお部屋などは良い方がいいのですが、うちの場合はそれよりも最安値にこだわります(笑)
そこで、旅行するときや宿泊先を探すときは、日本旅行「赤い風船」を使うことが多いです。理由は単純に、他の旅行会社と比較して「最安プラン」であることが多いから(笑)
ご参考までに、上に書いた条件で、大手の旅行サイトの最安値と比較してみました(いずれも税抜)。
日本旅行
ラグーン(定山渓ビューホテル) 25,400円
ガトーキングダム 36,400円
楽天トラベル
ラグーン(定山渓ビューホテル) 28,870円
ガトーキングダム 39,928円
るるぶトラベル
ラグーン(定山渓ビューホテル) 28,900円
ガトーキングダム 38,296円
じゃらん
ラグーン(定山渓ビューホテル) 28,869円
ガトーキングダム 39,927円
やっぱり日本旅行は安いです!しかも、ケーキサービスやワンドリンクなどの独自のサービスもついたりします♪
どの旅行会社も「早期割引」していることが多いですので、日程が決まれば早めの予約をおすすめいたします。
その他
ラグーン(定山渓ビューホテル)のチェックアウトの時間帯(午前10時頃)はめっちゃ混雑することが多いです。エレベーターもなかなか乗れないほど!事前にチェックアウトの手続きをすることが可能なので、手続きだけでも早めに済ませておきたいところです。おみやげコーナーも混雑しますので、前日の夜などに買っておくのが良いかもしれません。
また、駐車場は十分な数が確保されているように思いますが、2階建ての立体駐車場で1台分のスペースが狭く、混雑時は少し出入りが大変かもしれません。帰りの道も混雑することが多いですので、渋滞を避けたい方は早めのチェックアウトをおすすめします。
ガトキンは、プールは混雑していましたが、ホテル内やビュッフェは比較的空いていました。駐車場も宿泊者用と日帰り用は別になっていますので、ゆったりと停めることができます。チェックアウト時間帯(午前11時頃)も混雑することはありませんでした。
まとめ
以上、北海道を代表するプール&スパ・リゾートの「ラグーン(定山渓ビューホテル)」と「ガトーキングダムサッポロ」を比較レビューしてきましたが、いかがでしたでしょうか。私なりの感想をかんたんにまとめるとこのようになりました。
ラグーン | ガトキン | 参考 | |
プール | ガトキンは夏場のみ屋外プールもOPEN | ||
温泉 | ラグーンは大浴場のほか展望風呂もあり | ||
お食事 | どちらも種類豊富。おいしくて最高! | ||
お部屋 | プランによるがガトキンがおすすめ! | ||
料金 | ガトキンの方がオシャレな造りで高価! | ||
その他 | ラグーン(定山渓ビューホテル)は混雑 |
うちの子供たちに「次はどっちに行きたい?」って聞いたら、2人とも「ラグーン!」って言っていました。単純にプールが遊園地みたいで楽しいからかもしれません。対して、旦那さんと私は「ガトキン」派かも…。プール以外の時間は優雅に、かつ、ゆっくりとくつろぐことができたので、時間の流れがゆっくりと感じました。
この2つ以外にも、北海道には洞爺湖にあるお風呂の遊園地「サンパレス」もありますが、今後行ってみたいと思っていますので、またレビューしたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!