ギブソンギターの甘い香りは実は◯◯の匂いだった!

ギブソンの甘い香り01

ギブソンのギターの甘い香りの正体は!?

レスポールやES-335などに代表されるギブソン(Gibson)のギター。ギブソンのギターって独特の『甘い香り』がしませんか?楽器屋さんに行っても、ギブソンのコーナーからあま〜いニオイがするという経験をした人も多いのではないでしょうか。

バニラのような…でもバニラともちがう独特の甘い匂い…。私は嫌いな香りではないです。以前、所有していたレスポールからも甘い香りがしましたし、最近だんなが購入したES-335からも同じ甘い匂いがしています。

この『甘い香り』の正体って…いったい何なんだ!?

気になったので調べてみたところ…、いろんな説が出てきました。

ギターの木材 説

ギターに使われているマホガニーやメイプルなどの木材そのものの匂いでは?という説です。たしかに木によっていろんな香りがしますし、特徴的な匂いがする木材もありますよね?

ギターの接着剤 説

ギターにはいろんなところにボンドやニカワなどの接着剤が使われています。ボディのトップ材とバック材の接着、ボディとネックの接着、バインディングの接着など、その接着剤の匂いなのでは?という説です。

ギターの塗装 説

ラッカーの吹き付け、カラーコート、トップコートなどのギターの塗装の工程の中で、何か特殊なラッカーやワックスを使用しているのではないか、塗装工程に秘密があるのでは?いう説です。

ポリッシュ 説

ギターの汚れを落としてきれいにするポリッシュには良い香りがするものも多いですよね?ギターが完成した後に、良い香りのポリッシュで磨いているのでは?という説です。

香水 説

ギター製造の途中や完成後に、故意に甘い香りがする香水などをギター本体に吹き付けているのではないか?という説です。

ケース 説

ギター本体ではなく、ハードケースに匂いが付いていて、その匂いがギターにうつり、甘い香りがしているのではないか?という説です。

ギブソンの甘い香り02

ちなみに私の予想は「香水説」でした。楽器にわざとに香りを付けるなんて、普通はあり得ない感じがしますが、ギブソンはあえてそれをすることで「ギブソンここにあり!」という存在感を示す一つの手段にしているのではないかと。

ギブソンの甘い香りの正体が明らかに…!?

どうしても甘い匂いの真相が気になる…。

ということで、信頼の置ける楽器屋の店員さんに聞いてみることにしました。正確にはだんなに聞いてもらったんだけど…(;・∀・)

その方は、ギブソンのファクトリーにも精通しており、製造工程などにもくわしい方とのこと。これはもう間違いないでしょ!

ギブソンの甘い香り03

甘い匂いは◯◯だった!

その店員さんに聞いた、気になる「甘い香り」の正体は…

ケース

でした!

ギブソンのファクトリー内はシンナーの匂いが強く、甘い香りがする製造工程はないとのこと。

えー!?ケースだったのかー!そうすると、ケースの香りがギター本体にうつっていたということですね。

新たなナゾが…

甘い香りの出どころはわかったものの…じゃあ何の目的でケースに「甘い香り」が付けられているの?

これについては、セラピー効果や防虫効果など考えられる理由はいくつかあるものの、正確にはわからないとのことです。ギブソンのハードケースなどはファクトリーで作られているわけではなくカナダ製だったりしますので、そちら側に聞いてみないことにはきちんとしたことはわからないかもしれないですね。

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