♪私は今 あのバンドマンに 夢中です〜♪
これはSHISHAMOの『バンドマン』という曲の歌い出しです(*^_^*)
なんか最近、SHISHAMOのブログみたいになっちゃってますが…、違いますからね。。(^o^;)
ライブをするとき、バンドマンだったらやっぱり「良いライブにしたい!」「お客さんに楽しんでもらいたい!」と考えると思います。
今日は、私の拙い経験から学んだバンド初心者の方がライブで成功するための心得的なことを書いてみたいと思います。
ぜひ、冒頭の「あのバンドマンに夢中です♪」とお客さんから思ってもらえるように一緒に頑張りましょうo(^o^)o
ライブ前日までの準備
すぐに思いつくのは、
- 練習は真面目にしっかりとやる
- 楽器の調整などもしっかりとやる
- 衣装の準備をする
- 忘れ物がないように持ち物を整理する
などの基本的なことですが、これ以外にライブの前日までの準備として、私がやった方が良いと思っているのは次の2つです。
1.ライブのイメージをメンバー全員でしっかりと共有しておくこと
これは、「良いライブにしたい!」「お客さんに楽しんでもらいたい!」と思っているなら、絶対にやっておいた方がいいと思います。
ライブの曲順やMCなどのステージの構成を考えたり、イメトレをしたりするのは重要ですが、それ以上に大事なのは、メンバー全員でそれを共有しておくことです。
ここは盛り上がるところ、ここはしんみりと行くところ、ここはしっかりとキメるところなど、メンバー全員でイメージを共有しておかないと、一般のお客さんから見たら何を魅せたいのか、何をやりたいバンドなのかがわかりづらく、「このバンド、なんかつまんない…」となってしまいます。
また、ライブが近くなると、ライブの曲順で通し練習をするというのはどのバンドもやっていると思います。
そのときに、本番同様にMCなどもみんなでリハーサルしておきましょう。
「そんなことしたら面白くなくなるぜぃ!」とか思う人も多いかもしれませんが、本番中になると他に気を使わなければならないことがいっぱいですし、緊張もしていますので、よほど連携がとれているメンバー同士だったとしても、ステージ上で普段の感じでうまくいくとは限りません。
リハーサルのときからちゃんと恥ずかしがらずにやる!これが大事だと思いますよo(^o^)o
2.セッティングシートを作っておく
セッティングシート(セッティング表)とは、メンバーの立ち位置やマイクの有無、使用機材などを、ライブハウスのスタッフさんに伝えるために作成するものです。曲順などのセットリストや、音響・照明などの要望も一緒に書くようになっている場合もあります。
ライブハウスによっても違うと思いますが、初心者クラスのブッキングイベントなどであれば、当日のリハーサル時などに紙を渡され、その場で書いたりすることが多いと思います。
ですが、私も経験がありますが、当日に渡された紙にその場で書けることなんて限界があります。
ステージをより良いものにするためには、PAさんや照明さんなど、ライブハウスの協力は不可欠です。
なので、細か過ぎるのはNGですが、「ここでリバーブをかけてください」とか「この曲は落ち着いた照明で」などといった要望があるのであれば、そういったことも含めてわかりやすく作成したセッティングシートをあらかじめ作成しておくことをおすすめします。
ツアーをやるようなバンドは、必ず自分たちのシートを作っていますよ♪
ライブ当日の心得は
さて、ライブ当日です。今まで一生懸命に練習してきた成果を発揮するときですね(^o^)
歌や演奏も当然大事ですが、ここでも心得的なことを書いてみたいと思います。
礼儀はしっかりわきまえよう
ライブハウスの方にきちんと挨拶をするのは当然ですが、対バンの人に対してもちゃんと礼儀をわきまえた行動をしましょうね(^o^)
『楽屋では自分(のバンド)が一番下手だと思え!ステージ上では自分(のバンド)が一番上手いと思え!』
誰かが言った有名なフレーズですが、これを忘れてはダメだと思います。
身内ノリはやめよう
知り合いしかいないイベントであれば別ですが、ブッキング形式のイベントであれば当然、他のバンドのお客さんもいますし、一般のお客さんもいます。
そこで、身内しかわからないようなことを話して身内だけで盛り上がってしまうと、他のお客さんはどう思うでしょうか。おそらく「楽しくない」「不愉快」と感じる人が大半だと思います。
出るとこは出る!ゆずるとこはゆずる♪
ギタリストは特に目立ちたがり屋さんが多いと言われていますね(^o^;)
だからと言って、他のパートが前に出るべきところで、ギターがずっと前の方にきてたら、バンド全体としておかしく見えてしまいますし、「なんだ!?あのギタリスト。目立ちたがり屋だな〜。」などと思われてしまいます。
自分が前に出るべきところでは出る!他の人が出るべきところでは一歩下がるといったようなメリハリや抑揚をつけることが、ステージがより良くなるポイントの一つと思います。
練習でやっていない・できていないことは本番では絶対にできない
「オレは天才だー!」っていう人は別かもしれませんが、普通の人は練習でできていないことを本番でやろうとしても絶対にできません。
反対に、練習でできていても、本番でできないことはしょっちゅうです。
私が見た「本当にあった話」なのですが、ライブではついテンションが上がってしまうせいなのか、突然、目の前に置かれたマイクに向かって練習してもいないコーラスを歌い出してみたり、まったく今までにやったこともないアドリブみたいなことを突然弾き始めたりする人がいました(^o^;)
こんなことをしても絶対にうまくいくはずがないですし、わかる人にはわかってしまいます。
まとめ
以上、オバはん、いえ、お姉さんギタリスト♪がエラそうに書きましたが、最後にも一つだけ♪(´ε` )
当たり前ですが、ライブは「お客さんがいてこそ」のものですよね。ですので、常にお客さんがいるということを忘れずに、お客さんの身になって、お客さんの視点から考えていけば、おのずと良いステージにするにはどうしたら良いかがわかると思います。
終わった後、「今日のライブは楽しかった!」、大人な方は「今日のお酒は美味しい!」と思えるように、良いライブになるように頑張りましょうねo(^o^)o